桐生でものづくりをする理由

大学進学や結婚で地元桐生を離れた時期がありました。
帰省するたびに感じたのは桐生という土地の居心地の良さ。
なぜ居心地が良いのか?
自然に恵まれ懐かしく歴史的な風景が残る街。
そして、感度の高い人々の多さ。
この地元桐生でものづくりをし、
桐生の印になるようなものを作っていけたら。。。
そんな理想を抱いて
MiKMoK
Made in Kiryu Mark of Kiryu
の屋号を決めてアクセサリー作りを始めました。

日本遺産の認定を受けた重要伝統的建造物群保存地区。
このエリアから程近い古民家を縁あって譲り受け
家族でリノベーションして引っ越して住み始めました。
重伝建エリアからものづくりを発信し
桐生の風情ある街並みを多くの人に訪れて欲しい。
賑やかな観光地になるといいな。。。

和食屋さんでふと見上げた、
そこにあったのは、大きな籐製の球体照明器具。
これを小さくして耳に下げたらかわいいな。。。
ふと、そんなイメージが湧きました。
これは籐で出来ているけど、私は桐生に住んでるから糸で作るといいかも。。。
どうせ作るなら群馬の絹糸なら理想的!
そんなひらめきが走りました。
ひらめいたものの、どうやって作れば
小さな空洞の球体が糸で出来るのだろう?
様々な材料と方法で何度も何度も試行錯誤を繰り返しました。
ようやく辿り着いたのが、現在の材料と制作方法。
桐生市内の織元さんで、後継ぎがおらず、 使い切れない程絹糸が眠っているという情報。
その糸は群馬県オリジナル蚕品種
『ぐんま200』
私にとってはこの上ない理想的な糸でした。
こうしてぐんま200を使った
コクーンが誕生しました。

コクーンを作るようになって
一つの憧れが芽生えました。
それは、糸のダイヤモンドと言われる 天蚕糸を使ってコクーンを作ること。
天蚕糸とは日本在来の野蚕で山繭とも呼ばれる野山で育つ蚕品種。
家蚕のお蚕さんが桑の葉を食べる一方で、
天蚕は、ブナ科のクヌギやナラなどの葉を食べます。
そして、薄緑色の繭を作ります。
今では非常に少なくなっている天蚕。
なんと、奇跡的にも地元桐生で天蚕糸を作っている方がいらっしゃった。
なんというご縁なのか。
亡くなった私の父のことを知る方だった。
大好きな父が結びつけてくれた天蚕糸。
最高級の地元天蚕糸でコクーンを作りました。

MiKMoKが手掛けるアパレル部門。
桐生は世界的に有名な織物の街。
世界のハイブランドの服地もその多くは実は桐生で生産されています。
そんな技術を持った繊維メーカーが軒を連ねる桐生市。
オーダーを取る際生地見本を見てもらう。
その生地見本のその後は???
倉庫に眠ってる。。。
眠らせてはもったいない!
MiKMoKで是非、洋服の一部として表舞台に出してあげたい。
そんな想いからMiKMoK.Lab.にて
MiKMoKのアパレルが始まります。

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